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愛犬がご飯を食べるとき、食器台(フードボウルスタンドやテーブル)を使っていますか?
もし、ご飯の食器をを床に直接置いているのなら、犬は食べにくさを感じているかもしれません。
食器台は愛犬がご飯を食べやすい姿勢を保ち、誤嚥防止や関節の負担を軽減するなど様々なメリットがあります。
今回は愛犬にぴったり合う食器台の最適な高さや選び方などを解説します。
この記事でわかること
- 食器台の必要性
- 食器台の高さの目安
- 食器台を選ぶ時のポイント
- 犬におすすめの食器台
- 100均の材料で食器台を作る
犬の食器台はなぜ必要なの?
犬がご飯を食べるとき、なぜ食器台を使って高さを調節したほうがいいのでしょうか?
その理由は、犬の食道が人と違って横向きになっているため、ご飯を食べようと頭を下げると食道が下向きになってしまうのです。
下を向いてご飯を食べると、食べ物がスムーズに胃に届きにくく、むせてしまったり、時には誤嚥してしまう危険があるのです。
また、頭を下げることで首や前脚、腰などの関節に負担がかかります。
食器台は以下のような犬に使ってあげると、体に負担がかからないように体勢をサポートできるメリットがありますよ。
- 首に痛みがある犬
- 食事中によくむせてしまう犬
- 巨大食道症を患っている犬
- 食べこぼしが多い犬
- 足腰が弱った老犬
食事の際食べにくさを感じると、それだけで食欲が低下することがあります。楽な姿勢で食事ができるように、食器台を活用してみましょう。
食器台を使うとご飯が食べやすくなるんだね!
犬の食器台の高さの目安
犬がご飯を食べるとき、食べやすいとされる食器台の高さはどれくらいなのでしょうか。
犬種によって体の大きさが様々なので、その高さの目安を紹介します。
体高のマイナス10㎝程度
食器台の理想的な高さの目安は、食事をする時に犬が立った状態で首をやや下に下げた位置になります。
だいたい犬の胸元あたりに食器があると食べやすいようです。
このあたりの位置を目安に愛犬合う高さを見つけてあげてください。
高さを合わせるときは、本や箱などを積み上げて高さの確認をするとやりやすいですよ
犬の食器台の選び方
犬の食器台はフードボウルスタンドとも呼ばれ、様々な種類があります。ここでは食器台を選ぶ際のポイントを紹介するので、参考にしてみてください。
高さ調節が可能な食器台は、犬の成長や健康状態に合わせて台の高さを変更できるため、長く使えます。
また、短頭種(フレンチブルドックやシーズーなど)の場合はお皿を少し斜めに置くとご飯が鼻に入りにくくなるので、角度調節できるタイプがおすすめです。そしてお皿も浅く広いものを選ぶと食べやすいです。
食器台は安定していることが重要です。
犬が食事中に台を揺らしたり倒したりすることを防ぐため、頑丈で滑りにくい食器台を選びましょう。
犬が勢いよくがっついて食べても食器がガタガタしたり、づれたりしない、安定感のある食器台がおすすめです。
食器台は水やごはんの食べこぼし、唾液などで汚れることがあります。
ステンレスや陶器、樹脂などの素材でできた食器台は丸洗いしやすく衛生的に使えます。
ただし、犬によってはステンレスの金属音が苦手な子もいるようです。その場合は木製タイプの方が食器があたる音がしないため、落ち着いて食べることができます。
犬が水を飲む時にも食器台があれば便利です。
犬はドライフードを食べた後によく水を飲むため、ご飯と一緒に水も置けるタイプの食器台を選ぶと1箇所にまとめられて便利です。
犬におすすめの食器台
犬の食器台はデザインや素材に優れているいるものがたくさんあります。その中でもおすすめの食器台を紹介します。
おすすめポイント
- ボルト部分を回すだけで簡単に高さ調節ができる
- 土台の裏部分はゴムパッキン付きで床に置いてもお皿が動かない
- カラーも5色から選べ、おしゃれなデザイン
- お皿は取り外し可能でいつでも清潔
- ガラスのお皿なので愛犬が食べる様子を下から撮影することができる
- シングルボウルのタイプもある
サイズ | ・W35×D21×H9~13(cm) ・お皿サイズ : 13cm / 深さ5cm |
おすすめポイント
- 天板を回転させることで、高さや角度が4パターンに調整可能
- パーツはすべて丸洗いできるのでお手入れが簡単
- 滑り止めのシリコーンマットも付属
- 市販されている多くのフードボウルが使用可能
サイズ | (幅X奥行X高さ) :215X215X93mm |
フレンチブルドックにおすすめのフードボウル
食器台と同じHARIO(ハリオ)からフレンチブルドックのために作られたフードボウルです。顔がすっぽりと入る大きさで安定感があります。「そり返し」をつけてフードがこぼれにくい設計になっています。
おすすめポイント
- 斜め置き・フラット置き、合わせて6段階の高さ調整が可能
- 底部に滑り止めスペーサーが付いており安定感がある
- 天然竹を原材料に使用し、食べ物や水が付着しても細菌やカビが発生せず清潔に使える
- フードボウルは錆びにくいステンレス製
サイズ | ・長さ×幅×高さ:42×17×20(cm) ・お皿サイズ : 14cm / 容量:約400ml |
おすすめポイント
- 美しい透明感を持つアクリル製のスタンド。軽量で傷に強く、耐久性も優れています。
- シンプルでどんなお部屋にもなじみやすいデザイン
- お手入れがしやすい
サイズ | ・幅31cm×高さ14cm×奥行15cm ・お皿サイズ : 直径13cm×高さ6cm |
おすすめポイント
- テーブルの角度と高さを調節できる木製食事台
- 滑り止めマット付き
- 斜め置きにすれば、フードが前に集まるので食べやすい
サイズ | (幅X奥行X高さ) :17×38×17cm テーブルの高さ約8・11・14・17(㎝)の4段階 |
犬の食器台を100均の材料でDIY
「愛犬にぴったりな食器台が見つからない」そんなときは、100均の材料で食器台を作ることもできます!
ハンドメイドが趣味な私も今回、愛犬のために食器台を作ってみました。
材料はこちら↓↓
- お皿(直径約16㎝・深さ5㎝)
- ひのき板(約25×11.5×1.5㎝)2枚
- 木製角材2P
- 木版(45×9㎝)2枚
- のこぎり
- 木工用ボンド
- サンドペーパー
今回は100均セリアの材料を使いました。費用は約1200円。
私の愛犬は体高約32㎝のトイプードルです。この材料で小型犬用のシングルフードボウルスタンドが作れます。
- 木製角材:18㎝×2本(お皿を乗せる台のささえ)
- 木版:2枚の板を合わせ、コンパスで半径7.5㎝の円を描く。半円にカット。板の長さは18㎝にカット(2枚)
- 木版:14.5㎝×1枚
- ひのき板:22㎝×2枚(あしの部分)
上の長さにカットしてサンドペーパーで角を落とします。それを木工用ボンドで接着。
ボンドが乾けば完成です。
ちょっとこれだけではシンプルすぎるので、100均のタイルシールを貼ってみました。
高さ22㎝幅18㎝奥行18㎝の食器台の完成です。
今回は食器台の必要性や高さの目安、選び方のポイントなどを紹介しました。
犬が健康に過ごすために食事はとても大切です。
食事のときに体に痛みがあったり、食べにくさを感じると食欲低下になりかねません。
愛犬が毎日の食事を安全で快適に食べられるように、便利な食器台を活用してみましょう。