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犬のおもちゃやベッド、服やタオルなど、愛犬の洗濯ものって意外と多いですよね。
みなさんは犬用品を洗濯するとき「人間用の洗濯洗剤で洗っても大丈夫?」と疑問に思ったことはありませんか?
最近ではペット用の洗濯洗剤もありますが、人間用の洗濯洗剤とどのような違いがあるのでしょうか。
この記事では
- 人間用の洗濯洗剤は使えるのか?
- 犬用の洗濯洗剤を使うメリットは?
- 犬用品を洗濯する時の注意点は?
- 犬用品におすすめの洗濯洗剤は?
などの疑問にお答えします。
布製の犬用品は愛犬の体に触れるものばかり。安心して使える洗剤を選びましょう。
犬用品を人間用の洗剤で洗ってもいいの?
人間用の洗濯洗剤で犬用品を洗ってもいいのか気になりますよね。
結論から言うと、基本的には問題ありません。
しかし、以下のようなデメリットもあるので人間用の洗濯洗剤を使うときは注意が必要です。
- 犬特有の汚れやニオイが落ちにくい
- 皮膚がデリケートな犬は肌荒れの原因になる
- 鼻が利く犬には強い香料がストレスになる
それぞれ解説しますね。
犬の体から出る皮脂は人間の皮脂と成分が違います。
犬の体を撫でると手のひらにベトベトした脂のような汚れが付くことがありませんか?
これはワックスエステルという犬特有の固形の皮脂なのです。この皮脂はロウのように硬くてベタベタしているため、人間用の洗濯洗剤では皮脂汚れやニオイが落ちにくいことがあります。
一般的な洗濯洗剤では、石油系の原料から作られた合成界面活性剤がよく使われています。
合成界面活性剤は犬の皮膚にダメージを与え、肌荒れや湿疹などの原因になることがあります。
犬の表皮は人より薄いため、外部からの刺激に弱くとてもデリケートです。
人間用の洗濯洗剤を使用する場合は、肌に刺激となる合成界面活性剤や、香料・着色料といった化学添加物ができるだけ使われていない洗剤を選ぶようにしましょう。
最近は香りの強い柔軟剤や洗剤がありますが、人でも合成香料は「香害」と呼ばれるほど、不快感や健康に影響があると言われています。
人間に比べて何倍も嗅覚が優れている犬にとって、強い香料がストレスになっていることも。
人は不快なニオイを良い香りで防ごうとしますが、愛犬の健康を考え使用を控えるようにしましょう。
犬用の洗濯洗剤を使うメリット
最近では犬用の洗濯洗剤が発売されていますが、人間用の洗濯洗剤とどんなところが違うのでしょうか。
犬用の洗濯洗剤の特徴やメリットを調べてみたので、人間用の洗濯洗剤に不安のある方は参考にしてみてください。
- 犬特有の皮脂をしっかり落とせる
- 犬の毛が落ちやすく付きにくくなる
- 無添加、無香料
前述のように、犬にはワックスエステルという犬特有の皮脂があります。
犬用の洗濯洗剤にはこの皮脂汚れを分解するための最適な成分が含まれており、綺麗に洗うことができます。
また、ニオイや皮脂汚れの元となる菌の増殖を防ぎ、ニオイを抑えてくれます。
犬の抜け毛は飼い主さんにとって大きな悩みのひとつですよね。
犬用の洗濯洗剤は、毛が落ちやすい成分を配合されているものがあります。
犬用品に毛が付きにくくなり、毛を落とす手間が減ります。
犬用の洗濯洗剤は無添加・無香料(もしくは微香性)で作られているため、安心して使用することができます。
無添加と聞くと、洗浄力が弱いのでは?と心配になりますが、洗濯洗剤としての洗浄力もちゃんと備えているので安心を!
人間とは異なる特有の汚れやニオイが気になる方や愛犬に安全な洗剤を選びたい方は、犬用の洗濯洗剤がおすすめです。
犬用品を洗濯する時の注意点
愛犬が使っているおもちゃや毛布、ベッドなど体に触れるものは清潔に保つことが大切。
排泄物などで汚れたときはもちろんのこと、普段愛犬がよく使っているものは、1週間に1回程度洗ってあげましょう。
そこで、犬用品を洗濯する際の注意点をいくつか紹介します。
犬用品の洗濯表示を確認し、可能なものは洗濯機で洗う方が多いと思います。洗濯機を使用することに問題ありませんが、人間用の衣類とは分けて洗うようにしましょう。
主な理由は
- 人間の衣類にも抜け毛が付着し、取るのに手間がかかる
- 犬と人間の皮脂汚れは成分が異なるから
- 人間用の洗剤は香料が強いことや皮膚炎を起こすことがあるから
また、犬から人へ感染する病気もあります。とくに皮膚炎を患っている犬の洗濯ものは分けて洗うようにしましょう。
犬用品に毛が付着したまま洗うと、他の洗濯ものに毛が付いたり、洗濯機の排水溝に詰まるなど故障の原因になります。
洗う前には粘着テープやブラシで毛を取り除いてから洗うようにしましょう。
洗濯洗剤のすすぎ残しは皮膚トラブルの原因になります。
手洗いの場合は、流水ですすぎ洗いをしましょう。洗濯機を使う場合には、すすぎの回数を1回増やすのがおすすめです。
生乾きは雑菌が繁殖しやすく、ニオイの原因になります。
すすぎが終わったら風通しの良い場所でしっかり乾かしましょう。
犬用品におすすめの洗剤
ここからは犬用品におすすめの洗剤を紹介します。また、人間用の洗濯洗剤でも犬用品に使用できるものがあります。購入の際の参考にしてみてください。
おすすめポイント
- 主成分のフルボ酸がニオイの元となる雑菌の増殖と発生を抑制し消臭効果を実感できます
- 添加物を一切含まない体に優しい成分で敏感肌の飼い主さんや肌が弱い犬にも安心して使えます
- 抗ウイルス剤配合で菌やウイルスの繁殖も抑制してくれます
口コミ
ハーネス等に染み付いたオシッコ臭がスッキリとれました。
引用元:peppy
毎晩ベッドに潜ってきて寝ているので、人用の寝具もきららで洗ってます。
雑菌抑制ができて無臭で愛犬にも優しいので今後もリピートします。
おすすめポイント
- ペット特有の臭いや汚れを天然成分のチカラでしっかり落とす洗剤です
- 無添加、無香料のやさしい洗剤
- ケモノ臭に対しての消臭力が高く、洗濯機でも手洗いでも使用できます
口コミ
商品が届いた翌日。つまり今日早速この洗濯洗剤を使って、家のワンコのかなり汚れて雑菌もついていそうなベッドを洗濯してみました。洗剤の量は、少し少なめに入れましたが、仕上がりがとっても綺麗で、驚きました。ペット用品なので安心してこれからも洗濯できます。とても良い商品に出会えました。
引用元:楽天市場
おすすめポイント
- 衣類から抜け毛をはがしやすくし、洗うほどに衣類に抜け毛がつきにくなる衣類用洗剤
- 抜け毛を離毛促進剤でコーティングし静電気を抑えることで、払うだけで毛がパラパラと落ちやすくなります
- 着色料・蛍光塗料など、一切不使用です
口コミ
3本目の購入です。 フリース類はほとんど取れてないように思いますが、それ以外なものなら一般の洗剤や他のペットの毛対策用の洗剤よりは取れていると思います。毛玉取りグッズと併用しつつ人間のものはこちらと一般の洗剤を混ぜて、ペットのものはこちらだけで洗っています。取り込む際に軽く叩くとハラハラと毛が飛んでいきます。
引用元:楽天市場
おすすめポイント
- ペット特有のにおい・汚れを落とす専用洗浄成分が配合されています
- お手頃価格で薬局などでも売っているので手軽に購入できます
- 毛がつきにくくなる離毛効果が施されていて、洗えば洗うほど毛がつきにくくなる
口コミ
ペット用品を洗うのに役立ちます。
引用元:Amazon
おしっこのニオイをとってくれるし、ワンコが舐めても安心の緑茶成分配合なので安心安心です。お買得で助かります。
おすすめポイント
- 合成香料が使われておらず、無香料。犬用品に人工的な香りがつく心配はありません
- 着色料・抗菌剤・蛍光増白剤(蛍光剤)・漂白剤など、洗浄に不要なものは全て無添加。愛犬にも安心して使えます
- 植物性の洗浄成分からつくられているため、排水後にも微生物によって水と二酸化炭素にすばやく分解され、環境にやさしい
- 皮膚科医師96%の推奨意向を受けた「医師の確認済み商品」としても認定されています
口コミ
通常ススギ1回で大丈夫ですが尿の付着量が多い時のペット用の衣類は予洗いしてススギを2回した方が良いみたいです。
引用元:Amazon
洗濯機の問題かも。香料がダメなペットに最適ですが肌が弱い私も問題無く使えます。とにかく買って良かったです。
おわりに
今回は犬用品の洗濯洗剤や洗濯の注意点、おすすめの洗剤についてお話ししました。
犬用品の洗濯に人間用の洗濯洗剤を使っても基本的には問題ありませんが、皮膚が弱いワンちゃんには皮膚疾患の原因になったり、強い香料がストレスになることもあります。
洗剤を選ぶ際は無添加・無香料で愛犬に安心して使えるものを選んであげてください。
また、愛犬が触れるものは犬用品だけではありません。共通で使うクッションや毛布などがあると思います。さらに愛犬を抱っこするときは飼い主さんの服にも触れます。
特に愛犬に皮膚疾患があるご家庭では、人間の衣類を洗う洗濯洗剤も安心安全なものを選ぶ必要があるかもしれませんね。