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犬が水を飲んだ後、むせて苦しそうにしている姿を見たことはありませんか?
水分補給は健康を維持するのに欠かせないものです。愛犬にはしっかり水を飲んでほしいけれど、飲む度にむせるようでは心配になりますよね。
今回は犬が水を飲む時にむせる原因や対処法などをお話ししていきます。
最後に飲みやすく使いやすい給水器の紹介をしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
犬が水を飲む時にむせる原因
犬が水を飲むときにむせてしまうのにはいくつかの原因があるようです。
①犬は水を飲むのが下手なのでむせる
犬が水を飲んだ後は口元がびちゃびちゃに濡れていたり、床にはたくさん水がこぼれていたり「何でもっときれいに飲めないの?」と思われる飼い主さんも多いと思います。
そもそも犬は水を飲むのが下手な生き物で、水を飲むときの舌の使い方に原因があるようです。
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犬は水を飲むとき舌をひらがなの「し」の形のように裏側へ丸め、水をすくい上げるように飲みます。
舌を水の中にドボンと勢いよくつけるので、水が飛び散り、すくい上げた水のほとんどがこぼれてしまいます。
わずかな量しか飲めていませんが、すくい上げた水の勢いで咽頭や喉頭部分(のど周辺)を刺激し、むせてしまうことがあるんです。
②水を一気に飲む・飲み過ぎるのでむせる
人も喉が渇いたとき、一気に水を飲むとむせることがありますよね。犬も同じで運動をしたあと一気にガブガブ飲んでしまうと、水と一緒に空気も吸い込んでしまうため、むせてしまいます。
本来は喉が渇く前に水分補給をするのが理想です。こまめな水分補給を心がけ一度にたくさん飲まないような工夫をしましょう。
③水を飲む姿勢が悪いのでむせる
給水器の取り付け位置が高い場合、犬は上を向いた状態で水を飲むことになり、一度に出てくる水の量が多いとむせてしまうことがあります。
また水のお皿の位置が低いと犬はかなり下を向いた状態になり気道が圧迫され、むせやすくなるようです。
飲む姿勢が悪いとむせるだけでなく、首や足腰にも負担がかかります。
④病気が原因でむせる
本来、筒状の気管がつぶれて扁平になり、お水を飲むだけでもむせたり咳をするなどの症状があらわれます。
「ガーガー」といった特徴的な咳が出たり、苦しそうに呼吸をしている場合、お水を飲んでむせているだけではない可能性があります。
気管支炎はウィルスや真菌による感染、ほこりやたばこの煙などを吸い込んだり、寄生虫によって肺への呼吸の通り道である気管支が炎症を起こし咳をします。
気管にかかわる病気が原因でむせている場合、犬はとっても苦しいはずです。症状に気付いたとき動物病院を受診してくださいね。
犬が水を飲む時にむせる場合の対処方法
犬が水を飲むときにむせないようにする対処方法として、給水器の高さを見直してみましょう。
犬にとって最適な器の高さは、四本足で立ったとき首がゆるやかに下がる高さと言われています。
目安として犬の胸あたりの位置に器があると良いようです。
しかし、犬にはマズル(口から鼻にかけての部分)の長い犬や短い犬、大きさも様々です。大切なのは犬が快適に水を飲めるようにその子に合った高さを見つけてあげることです。
犬が水を飲むときむせる場合の給水器を考えよう
犬の給水器には様々な種類があり、犬のライフスタイルや犬種によっても飲みやすく使いやすいものは違ってきます。
また犬が1日に必要とする水分量は大型犬と小型犬では大きな差があります。愛犬が必要とする水分量を把握し、適切な大きさの容器を選びましょう。
愛犬が飲みやすい給水器を選ぶためのポイントをまとめましたので参考にしてみてください。
犬に合った給水器のタイプ別おすすめ商品
ノズルタイプはノズルの先をなめると水が出てくる仕組みです。ケージに取り付けて高さを調節することができます。
ノズルタイプの良いところは、犬が水をこぼしてしまう心配がなく埃なども入りにくい事です。お留守番が長い犬にも安心して使用できますね。
また、術後などにエリザベスカラーをしている犬や毛が長い犬、がぶ飲みをしてしまう犬には適した給水器です。
小さい頃はノズルタイプで飲んでたなぁ・・・水をこぼしてしまわないようにだったのか!
ノズルタイプは上を向いて飲まなければいけないので、首を痛めないよう気を付けてあげましょう。
フレンチブルドッグやパグのような鼻がペチャっとなった短頭種では、むせることも多いようです。
ノズルタイプは犬本来の舌の動きとは違う飲み方になるので、満足に水が飲めずストレスを感じてしまうことがあるようです。
給水皿は軽めのものだとこぼれてしまったり、ほこりなどが入りやすく衛生面では注意が必要ですが、種類やサイズが豊富なので愛犬に合ったものを選びやすく一番おすすめなタイプです。
愛犬の体に合わせて高さの調節や角度の調節ができるものだと長く使い続ける事ができます。
ゲージに取り付けて高さ調整できるタイプの給水皿もあるよ
また犬は水を舌の裏ですくい上げるように飲んでいるので、マズルの長い犬はお皿にある程度の深さが必要です。
しかし、鼻ペチャ犬種の場合は深すぎると水に鼻が浸かってしまい飲みにくくなるので、浅く広いお皿を選びましょう。
先ほど紹介したノズルタイプと似ていますが、こちらはノズルの代わりにお皿がついています。
ケージに取り付けるタイプで犬が水を飲みやすい高さに調節することができます。水をひっくり返す心配がなく飲んだ分だけ水が出てくるので衛生的です。
お皿のお水が空っぽになることがないから安心だね
自動給水器も給水皿と同様に飲み口には深さが必要ですが、浅いタイプが多いようです。特に犬猫兼用の給水器は飲み口が浅く鼻ペチャの短頭種にはおすすめかもしれません。
また高さがあるものが多く小型犬には飲みにくいものもあるようなので購入前にサイズを確認してから購入してください。
とはいえ、自動給水器は衛生面ではとても優れており、夏場のお留守番や新鮮な水を好む犬には最適な給水器と言えるでしょう。コードレスタイプもありコードを噛む心配もありませんよ!
愛犬にあげる毎日のお水を良いものにしてあげませんか?
愛犬の健康を考えてつくられた「ビーミーニー」は、水道水を犬が飲みやすいお水に改質してくれます
犬が水を飲んでむせてしまうのはとても苦しそうで早く解消してあげたいですよね。
愛犬に合った高さや容器の深さを観察し最適な給水器を見つけてあげてくださいね。